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主夫をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件 が超共感できる件

 

 

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

  • 作者:河内 瞬
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

それまでサラリーマンをしていた男性が

退社して主夫になってからのお話。

 

正直、主婦の気持ちは主夫でないと

理解されないんだ…そう思います。

 

なんでって?

目に見えないものは想像なんてできないから。

いいとこしか想像できないから。

 

それは主婦がサラリーマンの夫の

仕事の大変さを完全に理解できないのと同じかもしれない。

 

けれど、決定的に違うのは

外で働くサラリーマンの夫は

会社に行けば同僚がいる。

上司も部下もいる。

取引先もいる。

愚痴だって誰かに言えるじゃないか。

そして、仕事の見返りにありがとうという

感謝もねぎらいももらえる。

 

なのに主婦はどうだろう?

ママ友とちょくちょくあってランチってわけにはいかない。

なぜなら、そのお金をどこから捻出するのか?

夫の給料と思えばランチに1000円程度つかうのだって

躊躇する。

夫の稼ぎから自分のお小遣いをいくらだすのか?

限りなく最低限になる。

そうすると子供を公園に連れて行ったとき、

たまたま会えた時にしか大人としゃべる機会すらない。

 

しかも、お互いの家庭の愚痴なんてなかなかいえない。

子供のことはお互い言えても、

夫や姑のことなどはなかなか言えない。

ストレスのはけ口などほぼない。

 

そして、かわいいけど、かわいいだけじゃない

子育ての時間。

 

はたから見るのと自分が育てていくのは

全く持って訳が違う。

 

そこのところを理解してくれているのが

この本の著者です。

 

きっと世の中の専業主婦はそうだそうだと

拍手を送ることでしょう。

 

もちろん、パートナーが家事も育児も手伝ってくれる

方もいるでしょう。

 

でも、きっと大半が主婦(主夫)がほとんどの

家事と育児を担っている。

そして、教育費やら老後資金やらのお金の悩みも。

 

目には見えない家事と育児の大変さ。

ぜひ、家事と育児をおろそかにするパートナーに

読んでほしい。

 

そしてシュフには「あーうちもうちも」と

共感できます。

 

では、目次から本の中身を紹介します。

 

主夫をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件の内容

  • 第1章 主婦になってみて驚いた件

・誰かの作ったご飯は本当に美味しい

・子供との外出は暴れる10㎏の米をかかえている状態

・子供が可愛いのと子育てが大変なのは全く別

・シュフの頭の中は献立に支配されている

・家事育児を「手伝う」という言葉が感情に反応されるのは

・主夫になって驚いた休日の短さ

・シュフが求めている言葉は「ありがとう」「お疲れ様」

・仕事や勉強のために自分で夜「起きる」のと授乳や夜泣きで強制的に「起こされる」のとはつらさの度合いがまったく違う

・家事ストレスのひとつに「どんな家事もシュフがしてる」という状態

  • 第2章 子育てとセットになった家事が大変すぎる件

・「子育てとセットになった家事」の無理度を知っているか?

・「子供を見ながら料理をする」ということがどれだけハードか

・コントロール不能な子どもを連れた買い物の恐ろしさとは

・一日中子供を相手にすると男女を問わずヒステリーになる

・育児ほど世間のイメージと中身が一致しない仕事はない

・帰宅時に家事ができていないと「昼間に何してたの?」と怒る人よ、

 やらなかったのではない!できなかったのである

・毎日家事が半放置状態で常に視界の片隅にあるのがしんどい

  • 第3章 夫婦円満に過ごすためにシュフがパートナーにおねがいしたいことをまとめてみた件

・父親には100点になるための時間がどうしても必要だ

・まずは「最適化ができる家事」でパートナーの気を引くことが重要

・働く側は飲み会に言っても仕事の一環に思われるのに、なぜシュフは飲み会に行くと遊んでいるといわれるのか。さらに「働く側に許可を得ないといけない」ことにモヤっとする件

・帰省や休日の外出は家族全員で出かけるよりも子育てに疲れている親は「一人の時間」をもつべき

・乳幼児期の育児の大変さは半端じゃない。助けてもらえなかったというつらい記憶はずっと残り続け、後々の夫婦関係に確実に影響を及ぼしてくる

・家事育児を回すには夫婦仲が重要

・働く側は分からないかもしれないがシュフは孤独だ

・美容室に行けない主婦が多くて驚いた件

・夫婦に必要なのは「共感」ただそれだけ

 

どうでしょう?

目次だけでも共感できるポイントが山積みじゃないですか?

 

例えばご飯。

この本の著者がサラリーマン時代に飲み会でよくいっていた居酒屋へ行った時のこと。出される料理がとにかく美味しい、経営者が変わったのかと思うほどの美味しさ。でも、そこで気づくんです。変わったのは自分だと。

 

シュフになって毎日自分で3食料理をしていると「自分以外の人が作った料理」

がどれだけ美味しいかと気づくんです。

そこには、「料理そのものの味」だけではなく、料理の献立を考え、調理し、食卓に準備し、食べて片づけるというステップのうち「食べる」ということのみに集中できるからということを知ったんです。

 

この本の著者も言っていますが

「家事はやって当たり前という人がいるけれど、やらないといけないからやっているに過ぎない

のです。

 

私は夫ともう何度も家事バトルがありますが決まって夫は言います。

「モチベーションあげてくれんとできん」

 

はぁぁぁぁぁぁ???

こっちはモチベーションとかでやってない。

元気な日も体調が悪い日も、しんどい日も、疲れている日も

いつだって「やらなきゃならない」からやっているだけ。

それを「モチベーション」だという。

 

家事も育児もモチベーションのあるなしでやるもんじゃない。

やらなきゃならないから「やる」ただそれだけだ。

 

こんなに夫に不満たっぷりでも、主夫の男性で理解できる人がいる

と思うだけで少しは救われます。

 

きっとシュフがしんどい人もこの本で少し救われると思います。

 

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

  • 作者:河内 瞬
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)